《元カレミュージシャンやじゃいの投稿へ違和感》中山美穂さん急逝で「追悼コメント」が波紋 SNS時代には「何を言うか」より「何を隠すか」が愛情

誰でも思ったことを即発信できるSNS時代。だからこそ、言わない方がいいことやタイミングへの配慮が必要なのではないか。有名人批評や夫婦に関する問題について執筆活動を行うライター・仁科友里さんが、中山美穂さん急逝に際しての有名人たちの追悼コメントについて考察する。 女優・中山美穂さん急逝のニュースは、日本中に大きな衝撃と悲しみを与えましたが、同時に「SNS時代の追悼の難しさ」について、考えさせられたのでした。 中山さんが亡くなってから、仕事やプライベートなどの関りがあった人が、次々に追悼コメントを発表しています。それらは中山さんの芸能界における功績の大きさや愛される人柄を裏付けるものと言えるでしょう。しかし、こういったコメントがネットニュースとなり、SNSで拡散されて、一般の人もそれに関してつぶやき、大きなうねりとなっていくことに、一抹の恐怖も感じるのです。ですから、追悼コメントを出す際には、亡くなった方との関係性はもちろん、コメントの内容に関しても慎重になるべきではないでしょうか。 追悼コメントを出すにふさわしいオフィシャルな関係 まず、追悼コメントを出すのは、オフィシャルな関係の人だけでいいのではないかと思うのです。オフィシャルとは何かといえば、本人が関係性を公言しており、世間にもその人との関わりが広く認知されていることが条件と言えるでしょう。 たとえば、中山さんは作家の辻仁成さんと結婚し、後に離婚しましたが、辻さんは訃報を受けて、ご自身が編集長を務める「DESIGN STORIES」において、中山さんのことだと明言しないものの「不意の悲しいお知らせがあった」と書いています。おふたりの間にはお子さんがひとりいて、辻さんと暮らしていますが「できれば、みなさん、息子も頑張っているので、そっとそっと、見守ってやっていただけると、まじで、父ちゃんは嬉しいのである」と結んでいます。離婚をしたわけですから辻さんと中山さんは“他人”なわけで、コメントを出す義務があるわけではないでしょう。けれども、父親として、母親を亡くしたお子さんの気持ちを守りたいという気持ちから、このようなコメントを出したのではないでしょうか。 工藤静香さんも追悼コメントを寄せていますが、1987年放送の中山さんが主演のドラマ「おヒマなら来てよネ!」(フジテレビ系)で工藤さんは共演していますし、当時のアイドル雑誌を見ると、おふたりは仲良しとしてよく誌面にも登場していました。公私ともに親しかったオフィシャルな関係と言えるでしょうから、追悼コメントを出すのにふさわしい間柄と言えると思います。 意味深な渋谷氏のコメントに苦言 反対に、それはあなたの胸にとどめてほしかった、もしくは言い方をちょっと考えてほしかったと思う人もいるのです。作曲家の渋谷慶一郎氏が、X(旧ツイッター)に「いつか日本で飲んでるときにばったり会って『最近どうよ』とか話せたらと思っていた。それが叶わなくなったのはさみしいけど、死はいつも待ってくれない。色々ありがとう。勉強になったし、短い間だったけど、すごく楽しかった。3人分くらい生きたと思うから向こうはゆっくり休んで」と投稿したのでした。この投稿が誰に対してのことなのか名言されていませんが、中山さんの訃報が出た後であり、おふたりは過去に交際していたことから考えると、元カレとしての追悼コメントだと推察できるでしょう。 2014年10月号「美ST」において、中山さんは離婚の経緯について明かしています。子宮筋腫を患っており、調子がとても悪かったときに渋谷氏に出会ったこと、渋谷氏が手術の手配や付き添いなどもしてくれたことで、渋谷氏への思いが強くなり、結婚生活を続けることができなくなったそうなのです。 離婚後、お子さんは辻さんと暮らすことになりましたが、これは離婚の条件がお子さんの親権を手離すことだったためだと、かなり踏み込んだ話をしています。結婚生活に疲れたから好きな人が出来たのか、好きな人が出来たから結婚生活が嫌になったのか、今となってはわかりませんが、離婚までの一連の経緯は世間には好意的には受け止められず、中山さんがバッシングされたと記憶しています。 以降、渋谷氏との交際はオープンなものでしたが、中山さん自身がX(旧ツイッター)に相手が誰かは明言しなかったものの、「ひとりでいるほうがストレスないならそれがいい。一緒にいるけど浮気はするよ、なら言ってくれ」と書き込み、破局を匂わせています。この投稿が渋谷氏のことを指しているとは限らないわけですが、当時は離婚したら母親が親権を持ち育てるのが当たり前と思われていたこともあって、「子どもを捨ててオトコに走ったら、オトコに捨てられた」という不名誉な言われ方をされていました。渋谷氏にとって中山さんとの恋愛はかけがえのない思い出であり、だからこそ、つぶやかずにはいられなかったのかもしれません。しかし、そうすることで、過去の余計なことが掘り起こされてしまうように思うのです。 特に現代はおふたりが交際していた頃とは比べ物にならないくらい、不倫などモラルに反することに対して厳しい視線が注がれる時代です。かつて愛した人の名誉を守るため、近しい人とだけその気持ちをわかちあって欲しかった、SNSでつぶやかないで欲しかったと思うのは、センチメンタルすぎる願いでしょうか。 余計な憶測を呼ぶエピソードも考えもの もう一つ、気になるのが芸人・インスタントジョンソンのじゃいさんの発言なのです。2024年9月26日放送「アウト×デラックス2024 世界中の誰よりアウト終結SP」(フジテレビ系)において、中山さんはインスタントジョンソンのじゃいさんを“妹的存在”だと明かしています。つまり、じゃいさんとはオフィシャルな関係と言えるでしょう。 しかし、そのじゃいさんのSNSの投稿を見ていると、ちょっと配慮が足りないなと思ってしまう。たとえば、じゃいさんと友人との会食で中山さんと知り合ったそうで、親しくなった経緯をXにこう綴っています。「焼肉食べて、その後にカラオケバー的なところに行って、なぜか途中で友人が帰ってしまい、さすがにと思い、酔っている彼女を家まで送っていった。夜中3時くらいだったかな」 じゃいさんは忠実に過去を振り返っているのでしょうが、今明かすエピソードではない気がします。 所属事務所は中山さんの死因を、浴室での不慮の事故だと発表しました。しかし、じゃいさんが“深夜の泥酔”などの飲酒エピソードを明かすことで、「中山さんはお酒が好きだから、泥酔してお風呂に入り、事故にあった」と結び付けてしまう人が出てくることは想像に難くないからです。中山さん本人から「親しい」というお墨付きをもらったじゃいさんだからこそ、情報は信ぴょう性が高いとみなされ、勝手な解釈と共に拡散されてしまいます。 そう言ったことを避けるためにも、SNS時代の追悼とはありし日の姿を「何でも話す」のではなく、「何を隠す」のかがポイントになってくるのかもしれません。 人が生きていればいろいろありますし、ましてやスターなら人に言えない話や事情を山ほど抱えていたとしてもおかしくない。けれど、そんなことはまるでなかったかのように、最初から最後までキラキラ輝いていたスターとして送り出すという愛情があってもいいのではないでしょうか。中山さんのご冥福をお祈りします。 ◇仁科友里/フリーライター。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ』(主婦と生活社)。

岩隈久志氏、美人妻の顔出し家族ショットがステキ!「幸せですね」昨年に第4子三女が誕生

米大リーグ(MLB)のマリナーズや、プロ野球の近鉄(現オリックス)、楽天、巨人で投手として活躍した岩隈久志氏が26日に自身のインスタグラムを更新。妻・まどかさんと子どもたちとの家族ショットを公開した。 岩隈氏は「Happy Holidays from The Iwakumas」と英文でコメント。きらびやかなイルミネーションをバックに、妻と4人の子どもたちと一緒に笑顔を見せた。温かみのある写真にフォロワーから「ご家族そろってで幸せですね」との声が上がった。 岩隈氏は2002年12月に当時西武の広橋公寿打撃コーチの長女と結婚。23年7月に、1男2女に続く第4子となる三女が誕生したことを発表し「長女とは20歳差という漫画のような岩隈家になりました」とつづった。同年12月の投稿では、その長女が20歳になったことを報告している。

元SKE48大場美奈、第1子妊娠を発表「1年ほど妊活を…不妊治療をしたうえで」夫はロッテ石川柊太

プロ野球のロッテにFA移籍した石川柊太投手の妻で元SKE48の大場美奈が27日に自身のユーチューブチャンネルを更新し、第1子妊娠を発表した。 「【ご報告】この度第一子を授かりました。」と題した動画をアップ。「今日はみなさんにご報告があります。この度、第1子を授かることができました」とうれしそうに伝えた。「現在は安定期に入りまして、体調も安定しております」と自身の様子を伝え、「ファンの皆さんだったり、お仕事でお世話になった方々に直接ご報告する機会がなかったので、このような動画を撮らせていただきました」と説明した。 そして「実はですね、1年ほど妊活をしておりまして、不妊治療をしたうえで、今回妊娠をすることができました。なのでこの1年ほど、少しお仕事をセーブさせていただいていました」と明かし「なのでこの1年弱、ファンのみなさんは『大場美奈は何をしてるんだろう?』って疑問に思った人もいると思うんですけど、そういう事情がありました。こういうことは気軽に報告できることでもないかなと思ったので、このタイミングでこの動画でのご報告となります」と語った。 これまでのマタニティー生活を振り返り「妊娠をしてから、妊娠初期にも体調が安定してたら色々なお仕事もできたと思うんですけど、ちょっと不安定な妊娠初期だったのもあって」という。「動向が全くなかったなと思った方もいると思うんですけど、実はずっと約3か月くらいおうちにずっといて。旦那さんと以外会っていなくて。なんにも発信するものがなかった」と笑い「いつか元気に報告できる日がくると思って、そこまでみなさんを信じて過ごしてました」とファンの支えに感謝した。 現在は「もう今は体調も安定しているので」と話す。また「妊娠ってタイミングというか、いつでもできることじゃないというか。今だからこそ年齢制限があるもの。それって現実じゃないですか。年齢制限がどうしてもあるものだと思うので、夢を追うか、子どもを産む夢を…どっちを取るかって考えた時に、今は子どもを産むってほうを選択させてもらったんですけど」と話した。 続けて「でもまた別のお仕事での夢っていうのはあきらめてないので、それはおばあちゃんになった時にでも追いかけられるかなって。ま、そんな先ではないんですけど。その時その時、今の自分の現状で、選択する道が変わってきたりすることもあるよ、っていうお話をしておきたかったなと思ってます」と述べた。動画の最後には「安定期に入ったとはいえ、妊娠はまだ最後まで何があるか分からないんですけど、みなさんにいいご報告ができるように、一日一日を大切に元気に過ごしていきたいと思います」と笑顔を見せた。 大場は2023年1月に、当時ソフトバンクに所属していた石川との結婚を発表した。