屈辱的惨敗にステージで立っていられず嗚咽…プロデューサーたちもあまりの残酷さに直視できず…異様な空気に包まれ会場騒然

ボーイズグループオーディション番組『UNIVERSE LEAGUE』第5話にて、BEATチームレギュラーがまさかの敗北を喫し、チャ・ウンギ(22歳)が号泣した。 『UNIVERSE LEAGUE』は、ガールズグループUNISを輩出した『UNIVERSE TICKET』の2ndシーズンとなるグローバルボーイズグループオーディション番組。今回は42人の参加者がそれぞれ「BEAT」「GROOVE」「Rhythm」の3チームに分かれ、デビューを掴むためにリーグ戦形式で競い合っていく。3チームを率いる監督は、BEATチームがGOT7のユギョムとプロデューサーのEL CAPITXN、GROOVEチームがBTOBのイ・チャンソプ、RhythmチームがWayVのテン、ヤンヤン。MCはパク・ジェボム(Jay Park)が務める。 お通夜のような雰囲気に、勝利チームも「気の毒」 サバイバル番組『UNIVERSE LEAGUE』 2ラウンド「INTERCEPT(新曲争奪対決)」で対決した、BEATチームのレギュラーとGROOVEチームのベンチ。BEATチームレギュラーのウンギはチームでメインボーカルを務め、青春の過程が綴られた楽曲「MAMMA MIA(WHO WE ARE)」に自身の姿を重ねて、「絶対に負けられない」と、並々ならぬ気合いで練習を続けてきた。しかも相手チームはかつてかつて同じTO1というグループのメンバーとしてウンギと共に活動していたチャン・ギョンホ(23歳)がいるチーム。2人には因縁があり、今では連絡先も知らない仲となってしまった。さらにギョンホはステージでウンギをライバルから敵視し、ステージは異様な空気に包まれていたのだ。 ところが本番の対決を終えると、BEATチームレギュラーはまさかの敗北。メンバーは呆然とし、EL CAPITXNも「信じられない」とこぼす。ウンギは客席に背を向けて嗚咽。涙が止まらず、ついにはしゃがみ込んでしまった。その様子を間近で見たギョンホもあまりに気の毒に思い、胸を痛める。そしてウンギに近寄り「よく頑張ったよ」と労った。 落ち込むBEATチームの待機室にも、ウンギの泣き声のみが響き渡る。お通夜のような雰囲気に、EL CAPITXNは耐えかねて席を立ち上がり、部屋から出て行ってしまった。勝利チームのチャンソプも、「いくら競争の場だと言っても気の毒に感じてしまう」と、胸を痛めて語る。 落ち込みながら控え室に帰ってきたメンバーたちを、ユギョムは優しく抱きしめて「大丈夫だよ。みんなは何も悪くないし素晴らしかった。本当だよ」と讃えた。

「3人娘」園まりさんを盟友が悼む「私にくれる衣装を全部分けてくれていた。ご会葬も自分で全部書いていた」

2024年も多くの著名人の方々が鬼籍に入られました。スポーツ報知では、身近な人の証言や知られざるエピソードとともに、故人をしのびます。 * * * ◆7月26日 歌手・園まりさん(急性心不全で死去、享年80歳) 園さんが旅立ち、5か月が過ぎた。「3人娘」として共に一世を風靡(ふうび)した歌手の伊東ゆかり(77)は「やっぱり寂しいです。年齢の順番でいけば、まりさんが先に逝くんだけど、こんなに早く別れが来ると思っていなかった…。まだ、そばにいる感じがしますね」と話した。 1962年に同じ事務所の園さん、中尾ミエ(78)と「3人娘」を結成。テレビ番組「スパークショー」でブレイクし、国民的人気を誇った。「当時は私とミエちゃんがやんちゃして、まりさんが遠くで見ている感じでした」 園さんとの関係性が濃くなったのは再結成した2004年以降、50代に入ってからだった。「健康の話とか『本当はミエさんが怖かった』とか(笑)、ちょこちょこ電話で話したり。私もまりさんも脂っこい食べものが好きだし、にんにくも好きで食が合ったのかな」 亡くなる5日前、病院を訪ねた。「ミエさんにあげるもの、私にあげるものって、衣装、アクセサリーを全部分けてくれていた。ご会葬(御礼)も自分で全部書いていらした。ある時期に死期を悟って冷静に努めるなんて。不思議よね」 譲り受けたステージ用ドレスは丈を直し、11月19日のNHK「うたコン」で着用。天国の園さんに届けと言わんばかりに「スパーク3人娘メドレー」を歌った。「LINEのやり取りも、電話帳も消せないわ。本当に遠くへ行っちゃいそうだから。歌手仲間というより、私にとっては心の友です。まだ聞いていない話もあったから、それは天国で聞かせてね」(加茂 伸太郎)

中居正広「“9000万円”女性トラブル」で、フジテレビがマスコミに猛抗議する「深刻な理由」

年の瀬に芸能界が激震に見舞われている。 国民的アイドルグループSMAPの元リーダー・中居正広に“9000万円”女性トラブルが浮上しているのだ。 口火を切ったのは12月19日発売の「女性セブン」で、昨年、中居のいる飲み会に参加した女性がトラブルに見舞われ、後日、中居から解決金9000万円が支払われたと報じた。同誌の取材に中居の代理人はトラブルがあったことは認めつつも、その内容については守秘義務をたてに明かさなかった。 すると、今度は26日発売の「週刊文春」がこの問題を詳報。女性セブンがことの顛末をリポートしているのに対し、文春は女性がかつて勤務していたフジテレビの局内事情を追及している。 文春によると、彼女が被害に遭うきっかけとなった飲み会をセッティングしたのは、上司の編成局幹部のA氏。ところが飲み会当日にA氏ら参加予定者が全員欠席したため、彼女は中居とマンツーマンに……。 結果、心に大きな傷を負う一夜が訪れたのだという。 A氏らの欠席はたまたまなのか、それとも中居と彼女を二人きりにするために“仕組まれたもの”なのか――。 後者の見方に強く反論しているのがフジテレビだ。メディア関係者の話。 「中居さんと女性の密会を“お膳立て”したのが、フジ局員だとする報道に毅然と抗議しています。セブンや文春の報道に乗っかり、そう書いた社には、担当者が一社一社電話をかけ、事実無根であることを伝え、速やかな訂正・削除を要求しています」 フジがここまで本気で抗議することは珍しい。それもそのはず、この問題がこじれればフジは創業以来の危機的状況に陥りかねないからだ。 ◆年明けに二の矢、三の矢も 「仮に“上納システム”があったとしたら、それは上場企業であるフジテレビの信用を大きく失墜させることになります。コンプライアンス違反も甚だしく、クライアントは一斉に引き上げるでしょう。広告収入を失えば、テレビ局は立ち行かなくなる。そうなる危険性を察知したからこそ、フジは『うちの局員は無関係』という主張を前面に押し出し、メディア各社に抗議活動を展開しているのです」(テレビ局関係者) 12月27日には、フジテレビ公式HPにおいて、 《一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について》 と題するコメントを掲載。 《内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません》 と全面否定したうえで、 《誹謗中傷や名誉棄損に繋がる内容は看過できかねますので厳にお控えください》 と厳しい言葉で締めくくられている。 あくまでトラブルは中居と女性の個人間で発生したことーー。フジとしては明確にそう主張する必要があるのだ。 「実際に無関係であった場合、フジは風評被害を受けたことになる。他方で、昨年末に松本人志さんの性的強要疑惑を報じた文春は年明けに二の矢、三の矢を放ちました。今回は中居さんだけでなく、フジテレビもその対象になっていると言っていい。次はどんな記事が飛び出すか気が気ではなく、当事者は最悪な年末年始を過ごすことになるでしょう」(スポーツ紙芸能担当記者) 芸能界のトップに君臨する中居は各局で冠番組を持つ。あまりにも存在が大きいため、テレビ局同士が水面下で連絡を取り、今後について話し合いが行われているという。 「解決済みであることを理由にお咎めなしなのか、中居さんだけ切って終わるのか。それともテレビ局全体に問題が波及していくのか。予断を許しません」 とは前出のテレビ局関係者。一部で中居の“電撃引退”情報も流れるほど、現場は大混乱に陥っている――。