機体にいくつもの“穴”…トラブル起きたエンジンから破片飛び散ったか 専門家は撃墜やバードストライクは“否定” アゼルバイジャン航空機墜落

アゼルバイジャン航空の旅客機がカザフスタンで墜落し、38人が死亡するという痛ましい事故が発生しました。25日、現場に到着した救急隊員のカメラが捉えた映像には、墜落した機体から複数の生存者が助け出される様子が映し出されていました。事故の原因について、専門家たちはさまざまな見解を示しています。 映像の中では、墜落直前の機内で乗客が酸素マスクを着用している様子が確認され、飛行機の左側には翼の後方部分に穴が空いていることが明らかになりました。ロシアの航空当局は、エンジンに鳥が衝突する「バードストライク」を原因として指摘しています。しかし、専門家はこの意見に対して懐疑的であり、バードストライクによる大規模なエンジントラブルは稀であり、エンジンの部品が飛散し、翼に当たった可能性が高いと指摘しています。 さらに、SNS上では、墜落した機体に複数の穴が開いている様子を捉えた映像が拡散しています。これらの穴は機体の尾翼部分に見られ、一部メディアでは軍事専門家が地上から撃墜されたと主張しているとの報道もあります。特に、旅客機が着陸を予定していたグズでは、同日にウクライナ軍によるドローン攻撃があり、ロシア軍の防空システムが稼働していたとされます。 しかし、専門家は撃墜の可能性は低いと考えており、もし撃墜された場合にはパイロットが防空当局に報告する義務があると述べています。また、穴のように見える部分についても、エンジンから飛び散った小さな破片が当たった結果である可能性が指摘されています。 アゼルバイジャンのアリエフ大統領は、墜落の原因はまだ不明であるとし、徹底的な調査が必要であると強調しています。この事故は多くの人々に衝撃を与え、航空安全に対する懸念を再燃させています。今後の調査結果が待たれる中、被害者のご冥福を祈る声が広がっています。

マツコ 身長5センチ減に“命の危機”感じて引っ越し決意…終の住処の「意外な有力候補」

「マツコさんは年々身長が縮むことで死の危険すら感じたようで、ようやく本格的に対策を練るようになったそうです」(制作関係者) 12月9日、マツコ・デラックス(52)は『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で、自らの身長に関する事実をこう告白していた。   「去年から今年にかけて人間ドック、1年ぶりに受けたら1センチ縮んでた。その前も5ミリぐらいずつ毎年身長が縮んでて、この10年で5cm縮んだの!」   前出の制作関係者は続ける。 「実はマツコさんの身長が縮んでいることは同じ番組内で2年半前にも話題にしていました。番組内で整形外科医に聞いたところ、50歳前後で身長が減る理由は大きく分けて3点あると解説していました。1点目は骨粗しょう症で骨がもろくなり、体の重みに耐えきれず、背骨がつぶれているケース。2点目は椎間板の厚みが減少し、加齢現象として無症状で進行していくケース。そして3点目は、単純に姿勢が悪くなり、背中が丸くなっているケース。マツコさんは整形外科での受診を勧められていましたが、放置していたところ、昨年、中高年の身長減に関する統計が出て、また気にするようになったようです」 その統計とは、’23年3月に発表された福島県立医科大学などの研究者たちの論文だった。 「40歳以上の日本人約22万人のデータを分析した結果、身長が2年間に0.5センチ以上縮んだ人は死亡リスクが約26%上昇することが明らかになったのです。身長が0.5センチ以上短くなっていた男性は、そうでない男性に比べて高身長で、心血管疾患(心筋梗塞、狭心症など)の既往歴がある人、高血圧の人が多い傾向があることなどがわかったのです。 かつては、“高齢になって身長が2センチ以上縮むと、死亡率が約2倍アップする”という産業医科大学による調査結果もありました。骨折、心筋梗塞などの心血管疾患のリスクが増大するというのです」(医療ジャーナリスト) 柏の葉整形外科の山田睦雄副院長は、マツコの身長減について、こう分析する。 「マツコさんの場合は、椎間板がつぶれてきているのではないかと思います。体重による腰椎への負荷はリスクになることもあります。また、ふだん歩かなかったり、筋肉を使わないと、骨がもろくなるリスクは高まりますよね」 マツコ本人も、身長減のリスクをようやく認識し、ある“結論”にたどりついたようだ。9日放送の番組で、こう続けて話していた。 「身長が縮んでるんですよ。日に当たってないから! どんどん腰が曲がってきて。とりあえず日の当たる家に引っ越したらダメ? 本当にこれ、まずいのよ、日に当たらないと……」 現在、マツコは都内でマンション暮らしをしている。だが、日光が当たらない場所だと同番組では力説していた。 「私、本当に日に当たっていないのよ。うち窓が開かないのね。ビルの上にあるマンションで。直射日光じゃないとダメなんだって」 ’25年は日当たりのいい家に転居したいというのだ。“死にたくない”ため、ついに動きだしたマツコ。身長減対策に日光は本当に効果的なのだろうか。前出の山田副院長はこう語る。 「日差しを受けることで、全く効果がないわけではないです。日光に当たって活性型ビタミンDが作られることで、腸管からのカルシウムの吸収がよくなり、骨密度が上がることにはつながるでしょう。若いころからずっと日光が降り注ぐ屋外で運動していた方は、中高年になっても骨密度が保たれることが多いとはいわれています」

「中尾ちゃんはもう居ないのか…」女優・岩下志麻が語った「中尾彬の素顔」

’71年、松竹の『内海(ないかい)の輪』で共演し、親しくなったのが中尾さんとの交流の始まりです。その後、50年以上もお友だちとして素敵な時間を過ごせたことは、私の財産となっています。 私が主演した「極道の妻(おんな)たち」(’86~’98年)ではヤクザ役を演じておられました。撮影に入ると″本職″そのままの雰囲気に一変しますが、カットがかかると、すぐに普段の中尾さんに戻り、冗談を言って場を和ませていました。 中尾さんとは、作中で争ってばかり。4作目の「最後の戦い」で、担架で救急車に運ばれる中尾さんのこめかみに拳銃を当てて、撃つシーンがありました。こめかみにずっと銃口を当ててスタンバイしていたら、担架に寝ている中尾さんが「志麻ちゃん、銃口少し外してよ」と小声でささやいてきました。「ちょっと怖いよ」とつぶやいていたのが可愛くて――今も忘れられません。 訃報を聞いた後、テレビを観ていると、中尾さんご夫妻と鈴木福さん(20)が共演されたCMが流れてきました。「中尾ちゃんはもう居ないのか」と寂しさがこみ上げてきたのを思い出します。 『FRIDAY』2025年1月3・10・17日合併号より