韓国の旅客機事故「搭乗者の大半、死亡と推定」 生存確認は2人

聯合ニュースは29日、韓国南西部の務安(ムアン)国際空港で29日午前9時過ぎに発生した旅客機の事故について、181人乗り旅客機は胴体着陸を試みて失敗した模様だと伝えた。韓国消防庁によると、少なくとも120人の死亡を確認、生存者2人が救助された。地元消防は「搭乗者の大半が死亡と推定される」と発表した。 聯合ニュースによると、バンコクを29日未明に出発した済州航空の旅客機は、同日午前8時半ごろ務安国際空港に接近。何らかの原因で車輪が作動せず、1度目の着陸は「ゴーアラウンド(やり直し)」となった。2度目に胴体着陸を試みたが失敗し、滑走路を離脱して外壁に衝突し、炎上したという。 地元消防本部の関係者は、搭乗者らの家族に対し「塀と衝突した後、機体の外に乗客が投げ出された。生存の可能性はほとんどない」と説明した。 韓国の通信社「ニュース1」は、機内にいた乗客と空港で待っていた家族との事故直前のやり取りを報じた。乗客はSNSで「鳥が(旅客機の)羽にひっかかり着陸できない状態だ」と連絡してきたという。エンジンが鳥を吸い込むなどの「バードストライク」が発生した可能性がある。 済州航空によると、着陸に失敗した旅客機はボーイング737―800型機旅客機。乗客175人と乗務員6人の計181人が乗っていた。乗客の国籍別では韓国籍が173人、タイ国籍が2人だった。 崔相穆(チェサンモク)大統領代行は29日午後、事故のあった務安国際空港に到着した。人命救助に最優先で取り組むよう指示するとともに「遺族にはいかなる慰めの言葉も足りない」と述べた。 韓国国防省は事故を受け、災害対策本部を設置した。陸軍の地域部隊や特殊戦司令部の部隊などから約180人を投入する。【ソウル日下部元美】

韓国旅客機墜落、少なくとも120人死亡 乗員2人救助される

聯合ニュースによると、飛行機は滑走路を逸脱し、フェンスに衝突した。 務安郡: 韓国の務安国際空港で、旅客機が車輪なしで着陸し、滑走路から逸脱、壁に衝突して炎上、少なくとも120人が死亡した。 韓国運輸省によると、181人の乗客を乗せ、タイの首都バンコクから到着した済州航空7C2216便は、午前9時(0000GMT)過ぎに韓国南部の空港に着陸しようとしていた。 同省のデータによると、韓国の航空会社が関与した事故としては過去30年近くで最大となる。 地元メディアの映像では、双発のボーイング737-800型機が着陸装置らしきものもなく滑走路を走り、爆発的な炎と破片の中で壁に激突する様子が映っている。他の写真では、機体の一部が煙と炎に包まれている。 務安消防署のイ・ジョンヒョン署長はブリーフィングで、燃えている飛行機の尾翼部分から2人の乗組員(男性と女性)が救出されたと述べた。午後1時現在、火は鎮火している。 飛行機の尾翼部分だけが形を残しており、他の部分はほとんど認識できない」と彼は言った。 当局は救助活動から回収活動に切り替え、衝撃で飛行機から投げ出された可能性のある遺体を捜索している、とリー氏は付け加えた。 地元の保健局長は、2人の乗組員は中程度から重度の怪我を負い、病院で治療を受けていると述べた。 最後の言葉 墜落から数時間後、遺体を運び出すために霊安室の車が列をなして待っており、当局によれば、臨時の死体安置所が設置されたという。 ロイター通信の目撃者によると、墜落現場は航空燃料と血の臭いがし、防護服とマスクを着用した作業員が周辺をくまなく捜索し、兵士が茂みを捜索していたという。 聯合ニュースによると、消防当局によると、乗客175名と乗員6名のほとんどが死亡したと推定されるという。 空港関係者は墜落直後、ロイター通信にこう語った。 運輸省の資料によれば、韓国の航空会社が関与した事故としては、200人以上が死亡した1997年のグアムでの大韓航空機墜落事故以来最悪のものとなる。 捜査当局はバードストライクと天候を要因として調べていると李氏は語った。聯合ニュースは空港当局の話を引用し、バードストライクが着陸装置の故障を引き起こした可能性があると伝えた。 News1は、乗客が親類に鳥が翼に挟まったとメールしたと報じた。その人の最後のメッセージは『最後の言葉を言うべきか』というものだった」。 運輸省によると、乗客にはタイ人2人が含まれており、残りは韓国人と見られている。 運輸省によると、済州航空が運航するボーイング737-800型機は2009年に製造された。   済州航空は遺族を最優先すると述べた。 済州航空の最高経営責任者(CEO)であるキム・エベ氏は、テレビ放送されたブリーフィングで深々と頭を下げ、事故について謝罪した。 彼は、墜落の原因はまだ不明であり、航空機の事故記録はなく、故障の初期兆候もなかったと述べた。金氏は、航空会社は捜査当局に協力し、遺族を支援することが最優先であると述べた。 タイ空港社のケラティ・キティマナワット社長は、同機がバンコクのスワンナプーム空港を出発した際、異常の報告はなかったと述べた。 済州航空は2005年に設立された格安航空会社で、多くの国内路線と日本、タイ、フィリピンへの国際線を運航している。 ボーイングは電子メールで声明を発表し、「2216便に関して済州航空と連絡を取っており、支援する用意がある。大切な人を亡くされたご家族に深い哀悼の意を表し、乗客・乗員の皆さまのことを心よりお悔やみ申し上げます』と述べた。 アメリカ連邦航空局にコメントを求めたが、すぐに返答はなかった。…

TOKIO“4人の謝罪会見”で「僕は山口を見捨てることはできません」と宣言した“意外なメンバー”〈紅白ではグループ出場最多〉

迫る大晦日の『NHK紅白歌合戦』。 しかし2年連続、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)のアイドルたちが出場しないのはご存じのとおり。 旧ジャニーズからは1980年から2022年まで43年間連続でタレントが出場し、さらに最盛期となった2010年代からは毎年4~7組も『紅白』に送り込んでおり、白組を大いに盛り上げていました。 そんな蜜月関係だった『紅白』と旧ジャニーズですが、意外にも最多出場を誇るのはSMAPや嵐ではなくTOKIO。 なんとTOKIOは1994年から2017年まで24回連続出場という偉業を成し遂げており、旧ジャニーズ内でトップ。途中出場しない年もあったSMAPが23回で2位、嵐が12回で3位となっています。 さらにTOKIOの24回出場という記録は、ソロ歌手を除いたグループの出場回数として、旧ジャニーズ以外の他事務所のアーティストを含めてもトップ。DREAMS COME TRUEやPerfumeといった名だたるグループを圧倒する出場回数で、『紅白』への貢献度が計り知れないグループだったのです。 TOKIOの連続出場が途切れた2018年 山口達也氏 ©文藝春秋 『紅白』で偉大な功績を残していたTOKIOの連続出場が途切れたのが2018年。 2018年と言えばTOKIOメンバーだった山口達也氏が、強制わいせつ容疑で書類送検されるという事件が起きた年です。 2018年2月、山口氏は自身がMCを務めていたNHK Eテレの番組の共演者である女子高生を自宅に呼び寄せ、泥酔状態で強引にキスするなどの行為に及び、4月、警視庁に書類送検されたことが大々的に報じられました。 山口氏は被害者側と示談が成立した3日後の4月26日、単独で謝罪会見を開いたものの、「私の席がそこにあるのであれば、またTOKIOとしてやっていけたら」など、TOKIO復帰への願望を語ったことで大炎上。 そして5月2日、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんの山口氏以外のメンバー4人が、連帯責任として謝罪会見を開いたのです。 この2度目の会見の前に5人全員で話し合いの場が設けられており、そこで山口氏は城島さんに辞表を渡していたとのこと。ですが、この5月2日時点では脱退が決定していたわけではなかったこともあり、4人のうちの2人が山口氏に対する迷いを口にしていたのが印象的でした。