BSテレ東は1日「エース達のなぜには物語がある 田中将大と前田健太と菅野智之のなぜにはドラマが」を放送。巨人坂本勇人内野手(36)が、海外FA権を行使してオリオールズへの移籍が決まった菅野智之投手(35)への思いを明かした。
坂本は菅野の1歳年上。盟友の移籍に「これだけ共に戦った後輩がいなくなるのはめちゃくちゃ寂しい」と素直な心境を語った。
一プロ野球選手としての思い出も告白。「本気で何回もケンカしたこともありますし、本当に言い合いをしたことも何回もあるので。そういう選手って1人もいないかな。若いときはめちゃくちゃ文句言いまくってました」と、巨人を代表する選手同士のエピソードも明かした。
続けて坂本は「アメリカ行く相談とかも『勇人さんには一番言いづらかった』って。文句言われると思ったんじゃないですか(笑い)。唯一無二っす、智之は」と、菅野の存在を語った。
菅野は20年オフ、ポスティングシステムを申請しながらも、コロナ禍で交渉が難航。メジャー移籍を断念した。日本時間の深夜に巨人残留を決めた際には「朝起きてネットニュースで知られるのは筋が通ってないと思ったから、勇人さんには『残ります』って。そしたら『最強の補強や』って返ってきたけど。自分1人でやってきたわけじゃないからね」と、坂本だけには連絡したと番組内で明かした。