和田アキ子、急死の中山美穂さんの名曲で追悼 自身出演のNHK朝ドラ「ええにょぼ」主題歌

歌手和田アキ子(74)がMCを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)が7日、放送され、6日に東京都内の自宅で亡くなっているのが発見された、歌手で俳優の中山美穂さんを追悼した。 中山さんは54歳だった。6日は大阪市内でクリスマスコンサート2公演が予定されていたが、待ち合わせ場所に来なかったため、所属事務所関係者らが自宅を訪問。浴室で動かなくなった中山さんを見つけ、その場で死亡が確認された。警視庁が詳しい状況を調べているが事件性は低いとみられ、病死の可能性があるという。 番組後半で、和田とともにMCを務めるフリーアナウンサー垣花正が中山さんの訃報に触れ、和田は「本当にびっくりしました」と口にした。

FLYING KIDSの浜崎貴司、中山美穂さんの訃報前日にやりとり「言葉にならない気持ちが胸にいっぱい」

FLYING KIDSの浜崎貴司 ロックバンド、FLYING KIDSのボーカル、浜崎貴司(59)が7日、X(旧ツイッター)を更新。54歳で亡くなった女優で歌手、中山美穂さんを追悼した。 浜崎は「中山美穂さんのニュースはちょっとまだ受け止めきれず、うまく言葉に出来ません」と吐露。「ただ、私と彼女は、一昨日(12/5)の夜19時頃まで、LINEでやりとりしていました。実は私は、12/1(日)にビルボード横浜で開催された、中山さんのライブに行く事になっていましたが、その日に少し熱が出て、急遽キャンセルしたのです。熱はその日にすぐ下がったのですが、私のツアーが今日からなので、わざわざ気を遣って一昨日『体調大丈夫ですか?』と彼女がメッセージをくれたのです。それに対し、『もう大丈夫だよ』とか返事しながら、ライブ前の体調管理の難しさを二人で話し合いました」とやりとりを明かした。 「彼女は人に会うのを制限するほど体に気を遣っているとのことでした。その時の内容で、中山さんも今、ライブに集中してるんだな、と強く感じたのです。色々憶測が飛び交い、心の落ち着かない方が沢山いらっしゃると思いますが、とにかく前日の夜までごく普通に、翌日のライブに向けて準備していたようです。このことはお伝えしておくべきかと思い記しました。もう少し、自分の気持ちの整理がついたらまた書きます」 Xには中山さんとのツーショット写真を掲載し、「写真は2019年にNHKホールで一緒に『幸せであるように』を歌った時のもの。とっても素敵な美穂ちゃん。本当にありがとう。言葉にならない気持ちが胸にいっぱいです」としのんだ。 浜崎は中山さんと1994年のTBS系ドラマ「もしも願いが叶うなら」で共演。楽曲提供もしている。

中山美穂さん急死 自宅浴槽で…54歳早すぎるよミポリン 25年はデビュー40周年、1・9スタート香取慎吾主演ドラマにもキャスティング

アイドル時代から変わらぬ美ぼうで老若男女に愛された美穂さん。あの優しい歌声はもう聴けない(2016年撮影) 女優で歌手、中山美穂さんが東京都内の自宅で死亡していたことが6日、分かった。54歳だった。この日正午過ぎに浴室で倒れているところを事務所関係者らが発見。死因は確認中だが目立った外傷はなく、ヒートショックなどの可能性もあるという。この日は大阪市内でクリスマスコンサートを開催予定だった。デビュー40周年を来年に控え、精力的に活動する中での突然の訃報に衝撃が走った。 耳を疑う訃報が飛び込んだ。1980年代にアイドルとして一時代を築き、「ミポリン」の愛称で親しまれた美穂さんが帰らぬ人になった。 所属事務所が6日夕、公式HPで報告。「あまりに突然の出来事で、弊社も驚きと悲しみで呆然としております」とつづった。 警視庁渋谷署によると、この日午前9時頃に待ち合わせ場所のJR品川駅に美穂さんが現れなかったため、事務所関係者が知人と渋谷区の自宅を訪れたところ、水が張られた浴槽内に座った状態の美穂さんを発見。現場で死亡が確認された。玄関は施錠されており事件性は低いとみられる。 死因は現在確認中だが、目立った外傷はないことから、急激な温度差により失神や心筋梗塞などを引き起こすヒートショックや、何らかの理由で溺れた可能性もある。 美穂さんは1日に横浜市内でクリスマスコンサートを開催。この日も午後5時半、同8時半から大阪市内で公演を予定していたが、事前に中止が発表されていた。 美穂さんは85年にTBS系「毎度おさわがせします」でデビュー。同年「『C』」で歌手デビューすると、「ツイてるねノッてるね」「WAKUWAKUさせて」などの曲で人気となり、一躍トップアイドルに。92年にはWANDSと共演した「世界中の誰よりきっと」が180万枚を超える大ヒットを記録。94年の「ただ泣きたくなるの」もミリオンセラーとなった。 女優としても活躍し、映画「Love Letter」(95年)でブルーリボン賞主演女優賞などを受賞。映画「ビー・バップ・ハイスクール」「東京日和」やTBS系「ママはアイドル!」などで輝きを放った。 私生活では2002年にミュージシャンで作家、辻仁成(65)と結婚し、パリに移住。04年1月に長男(20)をもうけたが、14年に離婚した。 昨年は24年ぶりの全国ツアーを開催。今年も6月まで19都市をまわるなど精力的に活動し、インスタグラムには「許される限り続けていきたい。ジャンルは中山美穂で」とつづっていた。