けさ(9日)、岡山県真庭市の市道で大型の観光バスが横転しました。乗客11人が軽いけがをしました。
きょう午前10時前、真庭市蒜山上徳山の市道で、「バスが横転している」と関係者から消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、横転したのは大型の観光バスで、市道から道路わきに横転したということです。
事故当時、バスには43人が乗っていて、このうち乗客11人が病院に救急搬送。うち1人が骨折している可能性があるものの、いずれも命に別状はないということです。
警察によりますと、現場付近の積雪は10センチ以上で観光バスがスリップして横転した可能性が高いとみて調べています。
横転したのは山口県に本社を置く防長観光バスの車両で、岡山県美作市の湯郷温泉から島根県安来市の足立美術館に向かう途中でした。
防長観光バスによりますと、バスの運転手は「高速道路で事故があり通行止めとなっていたため、一般道を走っていた」と話しているということです。
警察が、事故の原因を調べています。