ことし5月、仲間と共謀し、東京・千代田区にある靖国神社の石柱に赤いスプレーを使い「Toilet」と落書きしたとして礼拝所不敬と器物損壊の罪に問われている中国籍の姜卓君被告(29)に対し、東京地裁は25日、懲役8か月の実刑判決を言い渡しました。
これまでの裁判で、姜被告は起訴内容を認め、動機について、福島第一原発の処理水の放出に対する抗議が「一番大きな理由です」と述べ、「靖国神社に恨みはない」「落書きは悪いことだと思ったが、私はただ海を守りたい」と話していました。
検察側は、「共犯者を靖国神社に案内したり、犯行に使うスプレーを用意したりしていて、必要不可欠な役割を積極的に果たした」として姜被告に懲役1年を求刑。
一方、弁護側は「直接落書きをしたのは共犯者で、姜被告は指示通りに犯行に使用するものを準備したにすぎない」として、実刑判決とすべき理由はないと主張していました。
2024年12月25日
実刑判決に加え、器物損壊罪だけでなく礼拝所不敬罪でも有罪となった点が重要です。健全な宗教的風俗や宗教的感情を保護するために規定されている犯罪であり、宗教宗派を問わず、一般の人が宗教的崇敬を捧げる場所に対して公然と「不敬な行為」をしたら成立します。
「靖国神社」と刻された石柱が靖国神社の境内にあり、礼拝の対象としてその一部を構成していることから、裁判所もこれを「礼拝所」にあたると判断したのでしょう。石柱に赤色のスプレーで便所を意味する「Toilet」と落書きするなどしており、「不敬な行為」であることは明らかです。
ただ、東京地裁の判決とはいえ、合議ではなく裁判官1人の判断であり、弁護側が控訴した場合、なお高裁でもこの実刑判決が維持されるか否かが注目されます。また、実行犯の男は8月に全く別の恐喝容疑で中国の公安当局に身柄を拘束されており、その刑事処分の行方も注視しておく必要があるでしょう。
日本は中国に弱腰すぎる側面が多々ある中で一発実刑を示したのは日本の司法も少しはやる気出したんだなと思う。
中国では言われの無いスパイ疑惑などで拘束されるなど不当な扱いを日本人問わず人権無視で行われているので、各国とも中国人の無礼な行いにはもっと毅然とした対応していくべき。
実刑の後は国外追放で、日本への入国は禁止にすべきだな、この手の犯罪は巨額の賠償金を取るようにしないと無くならないだろうな、イスラムの国で同じようなことをすれば、生きては帰れないことを知っているから絶対にしないだろう。
毅然とした対応で良いと思います。
国籍に関係なく、日本で悪いことをしたら日本の法に基づいてペナルティーを科すのが当たり前だし、今後の抑止にも繋がると思います。
彼は海洋保護の目的だと主張するが、それなら彼に中国が排水している汚染水の現状を伝えてあげれば良い。
日本の処理水ばかりを政治利用化、外交問題化してきたことへの便乗犯としか思えないけど、本当に海が大事なら本国の実情にどう反応するだろうか。とにかく、検察の求刑よりは減ったが実刑を下したのは良いだろうし、本国に帰ったもう一人の共謀者はもう一度日本に来る機会があればも含めて同じことをするとも言ってたし、入国規制した方が良い。
この人は実行犯のうちの一人だが主犯は逮捕前に中国に逃亡して、今も普通に生活しているのではなかったか。
この記事だと成敗したかのような錯覚を覚えるが、事件としては終わってない。
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「【速報】靖国神社に「Toilet」と落書き 中国籍の男(29)に懲役8か月の実刑判決 東京地裁」12/25(水) 14:35配信の日テレNEWS NNNの記事。