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ホンダの三部社長は日産自動車との経営統合について、「何も決まったことはない」としたうえで、その可能性は否定しませんでした。
ホンダ三部敏宏社長は「まだ何も決まっていない」と強調しました。
関係者によりますと、ホンダと日産は持ち株会社を設立して傘下に両社が入るなど、経営統合に向けて協議を進める方針です。将来的には、日産自動車が筆頭株主となっている三菱自動車が加わることも視野に入れます。
3社が統合すれば販売台数は800万台を超え、世界トップ3に入る自動車メーカーグループが誕生します。ホンダと日産はソフトウェアの開発や電気自動車の生産で協業することを8月に発表しています。
これを受けて林官房長官は「個別の企業の経営へのコメントは控える」としながらも国際競争に勝ち抜くための企業の取り組みに期待感を示しました。
林官房長官は「GX・DXなどの技術進歩や電動化の進展など、自動車産業を取り巻く競争環境が大きく変化する中で、我が国企業がこうした変化に対応して国際競争に勝ち抜くための取り組みを講じていくということが期待されるところでございます」と述べました。
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2024年12月18日
ホンダ三部社長は「何も決まったことはない」としつつも、日産自動車との経営統合について否定しなかった。おそらく12月23日に日産とホンダは資本提携に向けて交渉に入ると発表するだろう。両社はすでに2024年8月に電気自動車(EV)分野で協業すると発表していた。その流れから将来的に資本提携も視野に入っていた。しかし、日産の業績が急速に悪化したことで、EV分野での協業交渉は事実上止まっていたが、ここにきて急転直下したのは、台湾の鴻海精密工業が日産の買収に乗り出していることを日産とホンダと経済産業省が把握し、外資による買収を避けるために、日本勢同士の資本提携を急いだからだ。日産はまず、経営再建が優先され、かつホンダもEV投資計画などを軌道修正する局面にあり、足元の経営に課題がある。こうした状況下で、果たして最終的に資本提携にまで行きつくかは不透明感がある。
ホンダにとってはお荷物なんじゃないでしょうか。業績悪化、開発スピードが遅い、魅力的な車種がない、そんな会社と統合するメリットが感じられないです。統合するなら数万人規模のリストラが必要ではないでしょうか。
新会社を設立して傘下に2社ってニッサンとホンダのブランド名は残すのかな。この2社はキャラクターが違いすぎるから統合と言われても違和感しかない。ニッサンがホンダに吸収されるならわかるけど。
世界の各メーカーを見ても単独で経営を行っているのは稀だ。経営統合までに行かなくても横の繋がりがあったりする。遅かれ早かれ、ホンダと日産はどこかと協力体制にならないと先行きが難しいと思う。日産はルノーのときと同じような轍を踏まないようにして欲しい。
経営統合をするには各社の開発規格や生産プロセスの共通化、サプライヤの選択や販売市場の仕分けなど仕事は果てしなく山積みです。とりあえず持ち株会社を作るだけでは何も変わらないですから、これから各社は車作りとは違う仕事に莫大なエネルギーを費やすことになります。
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